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be about to do「まさに〜しようとするところ」

「これからするところ、しかけている」という、「今まさに」というニュアンスが強調されている表現です。

be to do「〜する予定」のイディオムにabout がついた表現です。
about がついたことで「今まさに」のニュアンスが含まれ、差し迫った状況であることを伝えることができます。

例１
・The meeting is about to start, so please take your seats quickly.
会議が（今まさに）始まるところですので、早くお席にお座りください。

例２
・The project is about to enter its final phase of development.
　プロジェクトは（今まさに）開発の最終フェーズに入ろうとしています。

映画のセリフで確認

「プラダを着た悪魔」（The Devil Wears Prada 2006）より
アンディ（アン・ハサウェイ）は、雑誌『ランウェイ』の編集長ミランダ（メリル・ストリープ）の自宅に行くことになります。第１アシスタントのエミリー（エミリー・ブラント）がアンディに助言している場面です。

＿＿＿＿＿

EMILY：Now, it’s very important that you do exactly what I’m about to tell you.
ANDY : Oh, okay

エミリー：さてと、これから私が言う通りにして。すごく大事なことだから。
アンディ：わかった、いいわ。

_______

今回の場面の日本語訳は、意訳されていますのでピンとこないかもしれません。

丁寧に見てみましょう。

it’s very important
とても重要だ

that you do exactly
あなたが正確に実行すること

what I’m about to tell you
私が今まさにあなたに教えようとしていることを

いかがでしょうか？

映画の字幕は文字数とシーンの時間が決まっているので、単純に訳するわけにはいきません。
気になるフレーズはスクリプトで確認してみると勉強になりますよ。

【その他語彙】
exactly「正確に、ちょうど（副詞）」
now「さてと、ところで」文頭で使う場合、話の切り出しや話題を変える際に使います。TOEICのリスニングでよく出題されます。